2017.12.14 立教大学様でグローバルビジネスマナーの講演をしました。
不定期に開催しているのですが、立教大学で海外インターンシップの学生のためにグローバルビジネスマナーの講義をしました。
海外インターンシップは、東南アジア、ヨーロッパへ短期・長期で様々な企業で働きます。NPO法人も含まれているそうです。
マナー講座は世の中にはたくさんありますが、外資系で実務を長年担当してきた私へ依頼されたのは現場の緊迫感を出せるからとのこと。
確かに丁々発止な事例は多々ありましたし、ハプニングにいかに対処して事なきを終えるかは私の得意科目でもあります。
受け入れ企業様からの声として、当たり前のことができない、という苦情がいつもあります。
それは、笑顔・挨拶・時間厳守です。
社会人では当たり前ですが、学生さんにはまだ実感がないようです。
笑顔はグローバルビジネスでは特に重要です。
仏頂面の学生さんが多いと苦情もあるそうですので、深く理解してもらうためにも口に泡を飛ばして話させていただきました。
挨拶も日本式お辞儀と握手がありますから、その使い分けも大事です。
今回はそれも含め、初対面の訪問客の案内というテーマでお迎え・誘導・ドアの開け閉め・出入り口での振る舞いなどをロールプレイイングして頂きました。
例えば、このような内容です。
【日本式】
xx様、いらっしゃいませ。お待ちしておりました。
【グローバル】
Hello Mr. or Ms. xxxx. We've been expecting you.
TOEIC高得点の学生さんにも初めてなことだと思います。
例文を読んで話して行動することが良い体験になります。
初めは戸惑っていた人もコツを飲み込んで来ました。
職場では世代の新旧もあります。
オフィス実務も標準的なものから最先端のものまで混在しています。
今回は郵便と国際宅配便を例に実務処理のポイントなどをお話しました。
今回の講演も無事終了し、帰りにキャンパスのツリーを見てほっと一息です。