POEA（DMW）再訪【フィリピン取材記Part6-3】

改装後のPOEA（DMW）訪問

POWA-Philippine Overseas Workers Administration（フィリピン海外雇用庁）と呼ばれてきた政府機関は、DMW-Department of Migrant Workersと名称変更となりました。

POLO/POEA、フィリピン政府の面倒な手続きを強要するところはどんなだろうと、最初に訪問したのが2015年。2023年は8年ぶりの再訪です。庁舎も改装されてすっきりとした感じとなりました。冷房も全館にはいり過ごしやすくなっています。

入り口のフロアーは開け放しで冷房が効かずとても暑かったのですがすっかり変わりました。上階も前回はごった返しの様相でしたが、今回はすっきりとしています。

DMWへはMagsaysay Global Serviceのご好意により、会社の車で行きました。駐車場ではドライバーが顔見知りの警備員に入館の承諾を得て中に入ります。

1階を抜けエレベーターで上ると別の警備員がカウンターに。厳しい顔をしています。「日本から見学させていただくために来ました。よろしいでしょうか」と英語で尋ねましたが表情は変わりません。納得してくれないようです。すると同行してくれたマグサイサイのスタッフがタガログ語で説明したら、警備員の表情が満面の笑みに変わりました。私も嬉しくなってついツーショット。わざわざ日本から来てくれてありがとうとか、おっしゃったのでしょうか。よくわかりませんが。（笑）彼の応援がなかったら、このような素敵な瞬間はありませんでした。

緊張していた私はこれで気分もほぐれ、フィリピン人気質を堪能しながら館内を巡ることができました。

DMW(POEA)については、こちらのページで詳細を説明しております。

見学後記

今回はコロナ明けの直後でした。フィリピンマニラ市内のお取引先では社内ほぼ全員マスクをしていました。（2023年4月中旬）日本の報道のフィリピン街角でははずしている人が多い様ですが、やはり業種、地域で違いがあるように感じました。

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