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2017.02.06  フィリピン人はかわいそう?【フィリピン取材記Part3-2】

介護職は重労働でなり手がいない。
途上国の人材なら低賃金でも大丈夫そうなのでどうでしょうか?そういうお問い合わせが来ます。
私はダメですとお断りします。
低賃金の労働者としては受け入れてほしくないからです。
フィリピン人かわいそう、スラムに住んで環境悪いし、と言うことはよく聞きます。
確かに真実でもあります。
社会階層の隔たりが大きい国です。

フィリピン人はかわいそう?【フィリピン取材記Part3-2】

 

実際にこんな風景がマニラ市内にはあります。
川は汚れ、不法な配線が町の至る所で見られます。

フィリピン人はかわいそう?【フィリピン取材記Part3-2】

 

一方、今回見学して来た医療・介護系の大学は私立で高い授業料を取って運営されています。
このカレッジも増築の最中です。

フィリピン人はかわいそう?【フィリピン取材記Part3-2】

 

ゴルフ場もマニラ近郊にはたくさんあります。
富裕層は日本よりも多いのかもしれません。
大きなショッピングモールもマニラ2ヵ所、サン・フェルナンドス、アンヘレスと見て来ましたが、毎日にぎわっています。駐車場には新車が並んでいいます。

フィリピン人はかわいそう?【フィリピン取材記Part3-2】

 

<現実を見ながら未来に望む>
あまりにも大きい生活格差、日本との悲しい過去。
それらを現実として受け止めながら、自分にできる事は専門職の就労支援だと再認識しました。
介護人材では、日本での一般募集では未経験者が多いです。
私がご紹介するのはフィリピンで専門教育を受けて、日本語の基礎も学び、さらに日本式介護も一部学んできます。
日本で本格的に日本語とOJTで磨きをかけて、専門介護職の認定試験にチャレンジする人たちです。

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