2015.07.28 インフラ【フィリピン取材記Part1-7】
マニラのホテルの窓から見る景色は交通渋滞と遠くのビル群です。首都マニラだけでなく国全体のインフラがまだ未整備なようです。
今日の日経新聞朝刊には政府ODAとしてマニラの鉄道に2400億円の円借款を予定するという記事が出ていました。詳細はこちらをご覧ください。
地下鉄もあるといいなと、現地で感じた事ですが、やはりマニラ初となる地下鉄建設も調査が始まるらしいです。
特にマニラ市内は移動するのに時間がかかります。ラッシュに合わないようにと早めにタクシーに乗車しようと気温38度の中でタクシー待ちの列に並び、結局乗れたのが1時間後。暑いの大好きだから大丈夫でしたが、結局はラッシュアワーに突入です。
ちなみに日本人一人ではタクシーには乗らないようにと言われています。知人のフィリピン人といっしょでしたからできた貴重な体験です。
クラーク経済特区からスービック(旧米海軍基地)への高速道路は日本のODAで完成したものです。
高速運転でも快適乗り心地です。走っている間は交通標識、白線など、日本とよく似ていました。窓からの景色も田園風景です。稲刈りと田植えと同時進行なのが日本とちょっと違いますが、田んぼには牛もいました。なつかしい風景です。
水力、火力、原子力の発電所も徐々に建設されるようです。知り合いのフィリピン人技術者もマニラ郊外の発電所に品質管理の責任者として着任したと聞きました。
インフラが整って、会社ができると人材需要も増えます。出稼ぎに頼っているフィリピン経済も少しずつ変わって行きそうな気がします。